洗濯をして大切なニットが伸びてしまった、縮んでしまった、傷んでダメになってしまったという経験がある方もいるのではないでしょうか。
セーター・ニットは間違った干し方をすると伸びきってしまったり、洗ったら縮んでしまったりしてしまいます。
当記事では、自宅で自分でできるウール素材のセーター・ニットの手洗い方法・干し方をご紹介していきます。
セーター・ニットは、手洗いをしてタオル脱水するやり方が一番最適!
セーター・ニットは、間違った洗い方、干し方をすると痛んでしまいますが、手洗いをしてタオル脱水するやり方で綺麗にすることができます。
基本的に、セーター・ニットの素材がアクリルやコットン素材、ウールと混紡のものなどは洗濯機でも洗うことは可能ですが、ウールなら手洗いが絶対です!
手洗いをしてタオル脱水するやり方の手順
実際に、手洗いをしてタオル脱水するザッとしたやり方は以下の手順になります。
- 洗面器(手洗いする容器)
- 中性洗剤(エマールなど)
- ぬるま湯
- 優しく手洗い
- 押し洗いを約10回程度行う
- 新しい水に取り替えて2回すすぐ
- バスタオルに挟んで手で押して水分をとる
- ハンガーを3本使用して日陰で平干し
1:優しく手洗い
セーター・ニットは、なんとなく洗濯機にいれてはいけないと感じているように、デリケートなアイテムです。
洗濯で傷つけてしまって長持ちしなくなることが多くあります。
そのため、できるだけ優しく手洗いすることが望ましい洗い方です。
手間はかかりますが、大切なセーター・ニットを綺麗に長く着るために大事に洗いましょう!
2:押し洗いを約10回程度行う
洗面器にぬるま湯を張ったら、洗剤を入れて泡立つようにきちんとまぜます。
クリーニングの知識として、水温は高ければ高いほうが汚れは落ちやすく洗浄力や漂白力は高くなります。
ですので、水よりも、ぬるま湯の方が汚れが溶けやすいのです。
一方で、熱すぎると生地を傷めてしまうので、水温は30〜40度が適温です。
セーター・ニットの襟や首周り、前身頃、ヒジ、袖口などの汚れを落としたい部分、汚れやすい部分を前面に見えるようにして畳みましょう。
そして洗面器にしっかり浸してすすぎます。
ゆっくりと押し洗いを約10回程度を目安に行います。両手の手のひらで全体を優しく押します。
3:新しい水に取り替えて2回すすぐ。
洗剤の入ったぬるま湯を流し、新しい水に取り替えて先ほどと同じように押し洗いを行います。
これを2回繰り返します。
水をしぼる際は、力を入れすぎないように優しく絞りましょう。
4:タオル脱水します。
タオル脱水、バスタオルに挟んで手で押して水分をとっていきます。
デリケートな衣類によく使う脱水方法です。
5:ハンガーを3本使用して日陰で平干し
ハンガーにかけてしまいがちですが、タオル脱水したとはいえ、水分を含んだニットはかなりの重さです。
ハンガーにそのままかけてしまうと、水の重さで伸びきってしまいます。
平干しするスペースも道具もない!といったときはハンガーを3本使用して干すと代用できます。
日に焼けないように、日陰で形を整えて干しておきましょう。
まとめ
セーター・ニットは衣類の中でもデリケートな生地でできています。
そのため、今回紹介した手洗い方法が1番ダメージも少なく綺麗にできる方法です。
少し手間はかかりますが、自宅で簡単にできるのでぜひ実践してみてください。
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