80年台はアイドル黄金期で、女性・男性共にアイドルカルチャーが根付いた時期でした。
女性アイドルでは松田聖子さんや中森明菜さんなどが活躍する中、男性アイドルも逸材なメンツが揃っています。
その中でも、近藤真彦や光GENJI、少年隊を差し置いて最も人気だったのがチェッカーズです!
当時はチェッカーズは社会現象になる程で、女性・男性共にファンが多かったのです。
今回は「最近チェッカーズハマったんだけどなんの曲を聴けばいい?」という方、平成生まれでレトロ好きな方に向けて、チェッカーズで絶対に聴くべき曲をランキング形式で個人的な目線で紹介して行きます!
チェッカーズとはそもそもどんなアーティストか?
チェッカーズ(THE CHECKERS)は、1980年代〜1990年代前半に、男性7人のポップスバンドアイドル。
福岡県久留米市にて結成され、外国のバンド名(特にオールディーズ)に「C」で始まり「S」で終わる名前が多かったことから、「C」で始まり「S」で終わる名前を考え「チェッカーズ(CHECKERS)」というバンド名となったそうです。
メンバー構成はこちらで、藤井郁弥を筆頭にパート分けされています!
- 藤井 郁弥(ふじい ふみや):ボーカル担当。
- 武内 享(たけうち とおる):ギター、コーラス担当。リーダー。
- 高杢 禎彦(たかもく よしひこ):低音ボーカル、タンバリン担当。
- 大土井 裕二(おおどい ゆうじ):ベース、コーラス担当。
- 鶴久 政治(つるく まさはる):高音コーラス、キーボード、タンバリン担当。
- 徳永 善也(とくなが よしや):ドラム担当。
- 藤井 尚之(ふじい なおゆき):サックス、ソプラノ、アルト、テナー、バリトン担当。コーラス&アカペラでは一番高い声を担当。
藤井 郁弥と藤井 尚之は実の兄弟で、藤井 郁弥と高杢 禎彦は、保育園から中学校まで同級生という仲の良いメンバーで構成されています。
第10位:あの娘とスキャンダル
リリース | 1985年3月21日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
チェッカーズが初めて映画の主演となった『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』の主題歌で、”駆け落ち”をテーマにした楽曲です。
また『夕やけニャンニャン』の番組初期、OP曲としても使われていました。
「愛さずにいられない たとえ禁じられても 諦めができれば お前苦しめないね」という歌詞が、禁断の恋をしてしまっているのが伝わってきます。。。!!!
発売当時は『ザ・ベストテン』『ザ・トップテン』ではスカート風の衣装だったためノーパンで収録していたという裏話も笑えますw
第9位:I Love you, SAYONARA
リリース | 1987年3月5日 |
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作詞 | 藤井郁弥 |
作曲 | 大土井裕二 |
チャート最高順位 | オリコン週間2位 |
13枚目のシングル。腕時計SEIKO「アベニュー」のCMテーマ曲で、第38回NHK紅白歌合戦にもこの曲で出場しました。
チェッカーズのラストステージの第43回NHK紅白歌合戦の「フェアウェル・メドレー」でも歌われる程の名曲です。
「嫌いと言うしかなかったよBaby」「I Love you だけど I Love you I Love you sayonara」
好きだけど離れるから”嫌い”という、、、甘酸っぱい青春ですね。。。
第8位:星屑のステージ
リリース | 1984年9月23日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
TBS系連続ドラマ「うちの子にかぎって…」主題歌に起用された4枚目のシングル。
翌年の1985年の春では、第57回選抜高等学校野球大会の入場行進曲にも採用され、「I Love you, SAYONARA」と同様ラストステージでも歌われました。
リズムもさながら良いのですが、やはり「cry cry crying 帰らない」というテンポが非常に耳が昇天するほどの聴き心地なんですよね。
また「想い出は夏のまま 時を止めたい」って言う歌詞もあるんですけど、ドラムが強くなりキー上がるところ凄い良くて、盛り上がり方がゾクゾクします。
第7位:哀しくてジェラシー
リリース | 1984年5月1日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
チェッカーズのデビューシングル「ギザギザハートの子守唄」、2枚目の「涙のリクエスト」と次いで、3枚目シングル。
ヒット曲連発時に出したため「ザ・ベストテン」などの音楽番組でTOP10内に同時ランクインした記録を持っています。
「lonely lonely lonely lonely」とサイドボーカルの高杢禎彦(たかもく よしひこ)さんが低音で歌うところがバチクソ燃えます!!w
第6位:Song for U.S.A.
リリース | 1986年6月5日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
チェッカーズ主演映画「Song for U.S.A.」と同名の11枚目のシングルで、シングルでは売野雅勇と芹澤廣明が、作詞・作曲・編曲をした最後の作品です。
映画の「Song for U.S.A.」ではニューヨーク出身の黒人ミュージシャンと出会い、チェッカーズがもう一度自分たちの音楽を探す内容になっており、歌詞にも音楽性を語るフレーズが入っています。
チェッカーズの数々の作曲をし大ヒット曲を生み出した芹澤さんはこう言い残します。
「売れたら、後は下りるしかないでしょう。6作目のシングル『あの娘とスキャンダル』(85年3月)のころにはスムーズにいかなくなって。やっぱりネタも尽きますよ。バンドでアイドルで売れ線で続けるって難しい。僕自身はもう潮時かなとって思っていた。彼らも自分たちの曲をやりたくなるのは当然だしね。だから、ダサい終わり方はしたくなかったんだよね」
引用元:https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/180627/ent18062720550018-n2.html
第5位:NANA
リリース | 1986年10月15日 |
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作詞 | 藤井郁弥 |
作曲 | 藤井尚之 |
チャート最高順位 | ザ・ベストテン1位 |
12枚目シングルで、売野雅勇と芹澤廣明が去った次のシングルのため初のメンバーオリジナル楽曲です。
藤井兄弟が作詞作曲を担い、現在でも藤井フミヤがライブでよく歌う歌になっています。
歌詞がかなり過激で「未来に感じ 濡れてくれ」「過去脱ぎ捨てて やろうぜ」「まるでバージンのように怯え」等、性行為を連想させるとしてNHKが放送禁止にしたそうですw
きわどいけど本来やりたかった路線になったそうで、好きな女に対する欲望が滲み出る楽曲となっていて感情が入ってしまう曲です!
また曲名の由来で中森明菜(Nakamori Akina)さんを意味する?と騒がれていたそうですが、実際は「チェッカーズが7人と、フランス語の俗語で女の人のことをNANAっていう」ためらしいです。
当時、藤井郁弥さんが中森明菜さんに惚れていたという説から出た疑惑なのでしょうねw
第4位:夜明けのブレス
リリース | 1990年6月21日 |
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作詞 | 藤井郁弥 |
作曲 | 鶴久政治 |
チャート最高順位 | オリコン週間2位 |
チェッカーズ23枚目のシングルで、今では結婚式で歌われる定番のウェディングソングとなっています。
というのも、「100Vのペンギン」という曲も候補となっていたそうですが、同じ時期に藤井郁弥さんが結婚したため、ラブソングの「夜明けのブレス」が選ばれたそうです。
歌詞の中にも「君のことを守りたい その全てを守りたい 君を生きる証にしよう 誰の為でもなく」と結婚を連想させ、一生守ってあげるという気持ちが伝わります!
第3位:ギザギザハートの子守唄
リリース | 1983年9月21日 |
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作詞 | 康珍化 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間8位 |
チェッカーズのデビューシングルで、メロディからサビまで、歌詞がほぼ全て七五調となっている特徴的な楽曲です。
”七五調”とは七音・五音を繰り返す形式のことです。「ちっちゃな頃から 悪ガキで」「15で不良と 呼ばれたよ」のテンポが耳に残ります!
しかし、発売当初が全く売れず、2枚目シングルの「涙のリクエスト」で有名になり相乗効果で順位を上げていき、オリコン8位まで昇って行きました。
また、歌詞の内容が実話かという噂もあり、実話ではないですが不良だったと言うことは本当であながち間違ってはいなさそうw
当時は替え歌にされるほど有名で人気に曲になっており、今の平成生まれの人たちが聴いても、アップテンポで聴きやすいかと思います!
演歌のリズムにしてもしっくりきそうですねw
第2位:ジュリアに傷心
リリース | 1984年12月21日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間1位 |
5枚目のシングルで、チェッカーズの中で最もオリコンチャートの売上枚数70.3万枚とヒットした曲。
「ひとりじゃ踊れない もう一度胸に帰れよ」「俺たち見てた夢 帰ろうぜ あの街角へ」と、男目線で別れた彼女のことを想っている内容で共感する部分がたくさん!
女優の桃井かおり、アメリカのバンドのベンチャーズ、Acid Black Cherryなどがカバーするなど時代を越えて不動の人気曲となっています!
また最近ではドラマの『あなたの番です』で使用されたのも記憶に新しいです。
第1位:涙のリクエスト
リリース | 1984年1月21日 |
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作詞 | 売野雅勇 |
作曲 | 芹澤廣明 |
チャート最高順位 | オリコン週間2位 |
チェッカーズの2枚目のシングルにして、初めてヒットした曲です。
売上枚数は67.2万枚と「ジュリアに傷心」には届かないものの、この曲をきっかけにチェッカーズが社会現象となったそうです。
また、ベストテンに「ギザギザハートの子守唄」と「涙のリクエスト」と「哀しくてジェラシー」3曲が同時にランクインした功績もこの曲のおかげ。
作詞をした売野雅勇さんは「映画「アメリカン・グラフィティを見ながら作った」と語っおり「トランジスタのヴォリュームあげて 初めて二人 踊った曲さ」と言う歌詞からアメリカっぽさを表現しています!
「俺の送った銀のロケット 今では違う誰かの写真」
この歌詞もえげつないんですが、その後の「イイサ そいつと抱き合いながら 悲しい恋を 笑ってくれよ」と次に切り替える”昭和の男らしさ”を感じてしまいます!
さらにサビ部分では「涙のリクエスト 最後のリクエスト」以外何も言っていないんですよね。
昭和ではツッパリがトレンドだったことから”これ以外無駄な言葉は言わない”という男らしさが全開でカッコいいんです!!
また振り付けも可愛くて、サビ部分の「涙の~♪リクエ〜スト♪」という振り付けをみんなが真似しながら歌えるのもめちゃくちゃポイントです!
80年代のチェッカーズを肌で感じてみては
個人的に絶対に聴くべきチェッカーズの楽曲ランキングを紹介しました。
知っている曲、知らない曲があると思いますが、全て神曲なのは間違いありません。
もちろん今回紹介した楽曲以外にも名曲があるので、お気に入りのチェッカーズの曲を見つけてみてください!
80年代の社会現象を起こしたチェッカーズの音楽を肌で感じて、是非友達にも進めてみると意外とハマるかも知れませんね!
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