1:第1印象に良い印象を与える
アパレル店員は接客業です。常に念頭に置いておくことが第1印象、つまりはファーストインプレッションです。
身だし並みはもちろん、笑顔が非常に大切になります。
もしも仏頂面した人が店員として対応してきて、コーディネートの相談をしてもただ返答をされるだけの面白みのない会話だとどうでしょうか。
コミュニケーションも大切ですが、笑顔を絶えずしていればお客様からの信頼を得ることは確実でしょう。
- 自然な笑顔
- 自社ブランドの服を綺麗に着こなす
- メイクがブランドイメージと一緒
- 清潔感がある
2:お客様の様子を観察する観察力
お客様にむやみに話しかけるのは禁物です。
「いらっしゃいませ」という第一声は肝心ですが、その後に話しかけるべきか、どのタイミングで話しかけるかなど慎重に判断することが重要になります。
何度も同じ商品を手に取る人にはメリットやベネフィットを話すと効果的!
何度も同じ商品を手に取る人は、その商品を買おうか迷っている可能性が高いです。
後はプッシュするだけなので、デザインのこだわりやコーディネート方法など、商品を購入したらこんな良いことがあるよ!というメリットやベネフィットを話すと効果的です。
商品のタグをチェックしている人は、デザインや色、シルエットは気に入っていて、値段や素材、自宅で洗えるかどうかなどを確認している可能性が高いです。
商品に興味があることは間違いないので、同じように素材の特徴やお手入れ方法、コーディネート方法など補足しながら話しましょう。
店内を何度も行ったり来たりしている人は2種類のパターンに分かれる!
店内を何度も行ったり来たりしている人の中で、商品に特に触れない人は、購入したい商品がはっきりしている可能性が高いです。
逆によく多くの商品に触れる人は、何か良いものを探していることが多いです。その場合、前者は「何かお探しですか?」と声をかけ、後者は少し様子を見ると良いでしょう。
来店してくれたお客様と挨拶を交わし、お客様のサイズや服のタイプ、好みなどを把握し、目に見えるところからトークを広げて情報を拾い上げましょう。
3:お客様のニーズ(なりたい姿、欲しい商品)を聞き出す
お客様に商品を購入してもらおうとするあまり、ついつい一方的に売り込みばかりをしてしまいがちです。
アパレル店員の役割は商品を売ることはもちろんですが、1番はお客様のニーズを見極め適切な商品提案をすることです。
お客様と話している中で、情報を引き出し、そこからどういう商品を提案すべきかなど考える力は必要になります。
4:類似種類の商品を提案する
商品を購入しようか迷っている方には、類似商品を提案すると効果的です。
その商品と似ている商品の長所と短所を話し、結果的に売りたい商品の長所を話すと最後の印象が強いため、購入されやすくなります。
こちらのAアイテムは通気性と防水加工が施されているのですが、デザインやシルエットの調整が難しいかもしれないので、Bアイテムは同じように通気性防水加工に加え、デザインとシルエットもあなたにぴったりです!
比較したがりな人間の心理を揺さぶって購入に繋げる方法なので、アパレル店員初心者の方でも簡単に実践できます。
5:トレンドや情報を察知する情報収集力
ファッション業界はトレンドがコロコロ変わります。
メンズの場合、つい最近までスキニーパンツが流行だったものの、現在ではワイドパンツが流行っています。
流行り廃りが激しい中で、ファッションに関する情報収集を怠るのは禁物です。
心の底からファッションが好きなら、いろんな情報を知れるのは苦ではないですが、変に無理してアパレル店員をやる人にとっては意外と苦痛なものです。
今季注目されているトレンドアイテムとデザイン、自店のブランドで推奨される着こなし方、カジュアル、スポーティーカジュアル、ミックススタイルなど、それぞれのテイストに仕上げるためのコーディネートパターンなど知っておくと接客の時に幅が広い提案ができます。
ファッション誌やメディア媒体、競合ブランドのブログやホームページ、他店舗のディスプレイと打ち出しアイテムは定期的にチェックし、、多方面から発信される情報にも敏感でいることが大切です。商品数が多くて迷うお客さまに、ぴったりの品を案内できるようになるためにも情報収集は行いましょう。
6:コミュニケーション能力
アパレル店員に限らず必須となるスキルがコミュニケーション能力。とはいえ、アパレル・ファッション業界の中では、特にアパレル店員が求められます。
それはお分かりの通り、お客様と会話をする機会が多いからです。コミュニケーション能力は、普段の生活の中で、友達や家族と培われるものです。
人と話すことが好きとはいえ、一方的に話すとお客様に良い印象を与えることができません。
話し上手になるのではなく、聞き上手になること、適切なあいづちをうつことだけでも、コミュニケーションを取る上で簡単な方法なのですぐに実践できやすいです。
また、「○○なんですね」と、おうむ返しするとお客様はしっかり自分の話しを聞いてくれてると思ってくれるので効果的です。
7.語学力
近年では海外のお客様がわざわざ日本にまで来て購入する人が増えています。
特に、中国人が非常に多いでの、観光地に近いショップや駅に近いショップでは、中国語や英語が話せるスキルを持っている人が重宝されます。
絶対に必須なスキルではありませんが、英語や中国語を話せると、同じ職場の人から信頼を得ることができ、唯一無二の存在になるでしょう。
まとめ:アパレル店員の転職時期はセール前が狙い目!
ルイヴィトンやグッチなどのラグジュアリーブランドではセールはなかなかありませんが、セレクトショップやファストファッションはセールを定期的に行なっているため、人手不足になりがちです。
転職を狙っている方は、ゴールデンウィークや年末年始、イベントのシーズンの前を狙ってみると採用されやすいです。ぜひ、アパレル店員になるために、あなたの行きたい求人を探してみてはいかがでしょうか。
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