販促は基本的にお客さんに商品を購買してもらうように促す仕事だとふんわりではありますが理解しているのではないでしょうか。
しかし、実際にどういった仕事を行なっているのか深くは知らないという方も多いでしょう。
そんな販促について仕事内容や年収、やりがいなどを当記事ではお伝えしていきます。
販促は、比較的Web業界に携わってきた方にとって転職しやすい職種になります。販促へ転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
アパレル業界の『販促』って何?簡単に説明してみた
市場調査を元に、イベントやPRを行うなど、様々な方法でお客様の購買意欲を促す業務です。
ファッション業界では、セールスプロモーションやマーケティング担当という肩書きで言われることもあります。
- コミュニケーションが好きな方
- 分析力がある方
- デザインをすることが好きな方
- 企画力がある人
『販促』の仕事内容とは?
販促の仕事内容は以下のような多岐に渡ります。
- 消費者のニーズや動向の調査
- トレンドの情報収集
- 販促物の企画から納品(ノベルティ、DM、クーポン、ポップなど)
- 販促イベントの企画(フェア、ポイントアップ、セールなど)
- Webサイトのコンテンツ制作(デザイン、バナーの制作など)
販促といっても幅広い業務を担いますが、軸となっているのは目的を達成するためのツール・きっかけ作りです。
プレスの仕事と混同されやすいですが、プレスはブランドや商品の特徴を広める役割を果たすことがメインな業務に対し、販促は実際に購買行動につながる活動を担っている違いがあります。
販促の仕事の2つのやりがい
アパレル業界の販促は主に2つあります。
- 仕事の成果が数字で分かる
- アイデアを実際に形としてモノにできる
やりがい1:仕事の成果が数字で分かる
販促の仕事は、自分がどう成果をあげたのか数字で見ることができます。
売上の数字はもちろん、DMやイベントに対しての来客数、対象商品の売上、Webサイトのアクセスなど成果を体感することがやりがいの1つでしょう。
やりがい2:アイデアを実際に形としてモノにできる
自分が提案した案が採用され、実際にモノにされると達成感を感じることができるでしょう。
販促物はもちろん、最近ではWebサイトやアプリが主流になってきているので、IT系の知識も必要となりますが、成長を実感することができます。
販促の平均年収イメージは『年収370万円〜460万円』
初任給は18〜26万円で、年収は300〜600万円程度と言われています。
販促とプレスは違いはあるとはいえ、似たような職種のため年収が同じくらいです。
当サイトでも紹介している転職エージェント『クリーデンス』で発表している年収データを紹介します。
25〜29歳 376万円
30〜34歳 425万円
35〜39歳 462万円出展:https://www.crede.co.jp/contents/news/apparel-income08_sales.html
実際、販促の仕事は資格や免許を必要とする職種ではありません。
そのため、年収は、どのような業界で働いているか、どれくらいの規模の企業に勤めているかによって大きく変わります。
3つ抑えておけばOK!販促に求められるスキル
販促は、自社の商品を購入してもらうために対面して話をする機会が多い仕事。
したがって、下記のようなスキルが一般的に求められます。
- 分析力
- 企画力
- WEBの知識
1:分析力
分析力は消費者のニーズや動向の調査やトレンドの情報収集のために必要になります。
過去の売り上げや消費者の意識調査などのデータから、商品を購入してもらうにはどうすればいいのか、どういうPRを行えば最適化など考える必要があります。
2:企画力
販促物の企画から納品、販促イベントの企画などの企画を担当することもあるので、企画力も必要です。
売上をいかにあげることができるのか重要です。
また、企画を通すために会議で使用する資料の作成でPowerPointを使いこなす技術や、プレゼンテーション能力も求められます。
3:WEBの知識
最近では、制作物の主流がWEBになってきています。
ウェブサイトのデザインやバナー作りだけでなく、インスタグラムやTwitterなどのSNSユーザーの集客まで。
制作だけでなく、運用・分析し、問題点を改善する能力も必要になってきます。
販促として働いているプロの生の声
販売や営業などとは違って売上に対しての評価ではありませんが、販売促進も数字で評価されています。DMからの来客数、ホームページやバナーのクリック数などなど効果測定が可能なので、結果が良かった時は素直にうれしいですね。また、販促の醍醐味は、企画から納品まで販促物を具現化できることです。ルックブックを制作する際も、企画からモデル選定、スタイリング、撮影のディレクションに携わります。作品が完成したときの満足感は他の業務では得られないです!
私は入社当時からウェブにも携わっていますが、制作物の主流もウェブになってきています。ウェブは毎日更新が可能で、バナーやランディングページを作るとアクセス数の増加を翌日には効果測定できるなど、お客様からの反応をスピーディーに感じることができるようになりました。これも時代の流れですが、販売促進担当として新しいツールに対応していくことも重要です。またFacebookやInstagramなどのSNSをユーザーがどのように使っているかといったツールのリサーチも重要です。販売促進の目的を定めて、ツールを使い分け、広告を制作することが大切なので、時代と共に仕事が増え続けています。
引用元:https://fashion-hr.com/hr-talks/working_in_fashion/career_stories/5708/
販促の仕事も、数字として評価されるそうです。なので、効果測定で良い結果が生まれるように十分な施策を行うための知識は必要になります。
さらに、情報化社会になっている時代に合わせて、販促の仕事も情報化になっていることは明らかです。
WEBの知識がある方は、非常に転職しやすいと言えるでしょう。
まとめ:販促
販促は、売上を向上させるために多岐にわたる仕事を行います。
とはいえ、必要な資格がないので、前職でも販促だった方は採用されやすい職種にもなっています。
販促物、Webサイトなどのツール作りは、時代を追って日々変わってきています。
実際に成果を数字で分かるので、自分が成長する姿を目の当たりにできるので多くの人が転職する職種でもあります。
ぜひ、アパレル・ファッション業界で販促を狙っている方は、チャレンジして見てください。
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